仮想通貨で儲けるには、直接ビットコインやイーサリアムを購入する方法と、間接的に株式投資で関連銘柄を購入する方法があります。
実際に、口座を開設する前段階の初心者向けの記事です。
仮想通貨の投資方法と関連銘柄
ここでは仮想通貨そのものに対する投資方法と仮想通貨に関連した関連銘柄への投資の2つについて解説します。
仮想通貨そのものに投資するにはどうすればよいの?
ビットコインに投資したい場合、シンプルに日本円で取引が可能なビットコイン取引所か交換所を使います。一番有名なところでいうと、bitFlyerでしょう。
ASP(bitflyer)
複数のアカウントクラス(会員種別)があり、プレミアムやエグゼクティブといったように分かれています。もともとbitFlyerはコイン交換所でしたが、後で取引所として開設されました。
日本では出来高としてもトップクラス、iPhoneからも簡単に取引できるのが手軽なところです。ブラウザーよりアプリが好きな方には向いています。
>bitflyerでビットコイン(bitcoin)を購入してみた
次に有名なところといえば、BTCBoxです。ここも日本ではトップクラスの出来高があります。ライトコインかドージコインも扱いがありますが、この2つの市場は現在あまり活発ではありません。
これらを直接取引するより一度ビットコインに交換してから、海外のアルトコイン専門の取引所で取引するほうがいいでしょう。ビットコインの市場は流動性があり、日々向上しています。また仮想通貨の入金はブロックチェーンから確認が取れれば自動的に行われるために非常に早く感じるはずです。
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取引所と交換所の違い
取引所は交換所より取引レートが良いことが多いのですが、時間や時期によっても変わります。最初に開始するなら取引所と交換所のレートは必ずチェックしてから行いましょう。
また取引所のデメリットとしては、買いたい値段か売りたい値段になった時に取引相手がいないというリスクがあることも知っておきましょう。
特に日本の取引所では海外と比べると流動性が悪いと言われています。そのため相手が現れるまで「待つ」こともあります。先ほどもお伝えしましたが、交換所は取引所より交換レートが悪い場合が多いのです。手数料がないと利益がでないことが原因です。
裁定取引
仮想通貨には裁定取引(アービトラージ)があり、複数の取引所で取引し仮想通貨を移動して売ることが可能です。
取引所によって価格が違うので、価格が割安な取引所でビットコインを買い、価格が割高な取引所で仮想通貨を売ると取引所間の価格差によって利益が生まれます。これを裁定取引と言います。
実際にこの利益を得るのは非常に難しく、30分程度ですぐ価格差が解消してしまいます。市場の参加者がすくなければ利益が生まれるでしょうが、多いとアービトラージを実行する人が増えるのですぐ価格差がなくなります。これを狙うには流動性の低い相場を選んでいく必要があり初心者にはあまりおすすめできません。
株式投資で仮想通貨の銘柄に投資する
仮想通貨に直接投資しなくても関連銘柄に投資する方法もあります。仮想通貨を直接扱うのが少し怖いという方が株式市場から仮想通貨関連銘柄に投資する方法です。
>徹底比較!日本一シンプルな株式口座開設ガイド
金融庁が仮想通貨を貨幣としてある種認定したので、急に仮想通貨に対する関連銘柄が注目されるようになりました。投資家の間では2016年の1月に話題にあがったフィンテック関連銘柄の中でも仮想通貨関連銘柄やブロックチェーン関連銘柄など細かく分類している方もいるくらいです。
>仮想通貨の法律について知ろう
当然のことですが仮想通貨関連銘柄のメリットは、普及の可能性です。日本全体の決済の1割が仮想通貨に変わることで大きな革命がおこります。
まだまだ日本国内での流通量は少ない仮想通貨。しかし、金融庁が仮想通貨を貨幣に近いと認めており、今後仮想通貨を投資対象として購入する人はますます増えると予想されます。
そうなると、当然仮想通貨関連銘柄の株価は上がると考えられます。
実際に改正資金決済法が公布されるのが1年以上先なので今のうちに投資しておくのは良い判断なのかもしれません。デメリットは他の投資と同様、仮想通貨自体の流通の勢いがなくなることやビジネスが衰退するといったことが起これば、株価も下がります。
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仮想通貨関連銘柄をピックアップ
上から下におススメ銘柄を掲載しています。実際の相場による判断は各自で行うようにしてください。
☑【8732】マネーパートナーズグループ
本命のビットコイン関連銘柄として見られている今一番ホットな会社です。2015年夏にビットコイン取引所を運営しているPayward社と業務提携すると発表し、同社Webではビットコイントレードも確認できるので、市場からの注目度の高さからも強烈な上昇が予想されます。長期的にも期待できる関連銘柄でしょう。
☑【3691】リアルワールド
元々ポイントサイトを運営している企業で、同社がポイントサービスで使用されたポイントとビットコインの交換に関する事業にBitFlyer(取引所)と業務提携するという内容が発表されました。
☑【3696】セレス
改正資金決済法のニュースの影響が株価にダイレクトに反映された銘柄の一つです。ここもリアルワールドと同様にポイントサイトのポイントをビットコインに交換できるサービスを取り扱っています。実際に2月25日の時点ではかなり値上がりしています。
☑【3914】ジグソー
資本や提携先はビットコインを利用した不動産販売を日本で開始していることから注目されている仮想通貨関連銘柄です。
☑【3769】GMOペイメントゲートウェイ
仮想通貨関連銘柄の中でも関連性や事業内容が非常にわかりやすい銘柄です。同社はビットコインを利用した決済サービスをすでに展開しているので、馴染みのない方でもわかりやすい銘柄の一つです。
☑【3688】VOYAGE GROUP
VOYAGE GROUP(ボヤージュグループ)は、BitFlyerと提携しているビットコイン関連銘柄の一つです。これまで以上に、ビットコイン関連事業への取組が強化されていくことが期待できる有望な銘柄です。
ちなみに仮想通貨の投資ファンド「The DAO」が登場したことでクラウドファンディングと仮想通貨を使った投資ファンドが投資より身近なものになる可能性があります。
投資はまとまった資金があればもうかりますが、金持ちだけでなく普通の方でもチャンスがあるということです。
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